その瞳は何を見る?(仮)
「お、シン!わりぃな、見付かっちまった」

「安心しろ
元々タツに期待なんかない」

「え、なにそれ!?ひどくね!?」


タツと呼ばれる盗賊と仲良く(?)話す
口の悪い男
この人たちはいったい……


「それはそうと……これからどうする…―
って、誰だ?コイツ?」


シンと呼ばれるその人は間違いなく
私を見て言った
その視線に少し恐怖を感じてしまい
頭が真っ白になった


「あ、あの……私……」

「―――……椿…?……―」

「え……?」



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