新米教師"L"
一方、カノンの部屋では、カノンが自問自答を繰り返していた。
「…俺、もうツヤちゃんの事好きじゃないのか…!?
てか、好きな人がもう違うって…言ったよな、俺。
うん、言った言った。じゃ、俺は誰が好きなんだ!?」
カノンの頭に浮かんでくるのは、エルの眩しい笑顔。
「え…る…!?」
叱られたときの身体の痺れ、誉められたときの嬉しさ。
今日の事が頭に浮かび上がってくる。
「…俺、エルが好きなのか…!?
マジか、マジかよ…っ。先公に恋するとか…、
いや、ツヤちゃんも先公だよな。じゃ、いいのか…?
って、じゃイイって何だよ俺! 立場で人を判断すんな、悪い子だぞ、俺!!
でも、エルか~。あんなまな板に恋しちまったのか、俺。
いや、でも、顔はかわいいし…。メイクしたら超すごいかも!?
ってか、ここでセイとかが浮かんでこなくて良かったなー。
…セイとBLとか、気持ち悪ッ!! うっ、げろげろげろ~…。
ん? でも、俺はセイのこと嫌いじゃないぞ? え、マジでBL!?
いやいや、ねえからねえから…! 友達としてってヤツだよな。
エルもそうなのか? 先公として、好き…、んー!? 何か、ピンと来ねぇ!!」
と、こんな感じでカノンは一夜を過ごした。
「スキ!? って、どーゆー事だっけぇ!!?」
***
「…俺、もうツヤちゃんの事好きじゃないのか…!?
てか、好きな人がもう違うって…言ったよな、俺。
うん、言った言った。じゃ、俺は誰が好きなんだ!?」
カノンの頭に浮かんでくるのは、エルの眩しい笑顔。
「え…る…!?」
叱られたときの身体の痺れ、誉められたときの嬉しさ。
今日の事が頭に浮かび上がってくる。
「…俺、エルが好きなのか…!?
マジか、マジかよ…っ。先公に恋するとか…、
いや、ツヤちゃんも先公だよな。じゃ、いいのか…?
って、じゃイイって何だよ俺! 立場で人を判断すんな、悪い子だぞ、俺!!
でも、エルか~。あんなまな板に恋しちまったのか、俺。
いや、でも、顔はかわいいし…。メイクしたら超すごいかも!?
ってか、ここでセイとかが浮かんでこなくて良かったなー。
…セイとBLとか、気持ち悪ッ!! うっ、げろげろげろ~…。
ん? でも、俺はセイのこと嫌いじゃないぞ? え、マジでBL!?
いやいや、ねえからねえから…! 友達としてってヤツだよな。
エルもそうなのか? 先公として、好き…、んー!? 何か、ピンと来ねぇ!!」
と、こんな感じでカノンは一夜を過ごした。
「スキ!? って、どーゆー事だっけぇ!!?」
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