新米教師"L"
「りゅううううぅぅぅーっ!!」
夜、寮の廊下で竜の姿を見つけたエルは、迷わず竜に突進した。
「うぐおっ!?」
物凄い勢いで脇腹に突進された竜は一瞬バランスを崩しかけたが、
途中でピタリと止まり、ゆっくりもとの体制に戻していった。
「え、エルてめぇ…!」
「竜ぅ~っ、聞いてくれよぉ…」
エルは竜の腹に巻き付けた腕をほどこうとせず、竜を見上げた。
本人は無自覚なのであろう抱きつかれ涙目からの上目遣いという行為に、
竜はくらりときて、さらに顔が赤くなった。
「…! な、なんだ、エル?」
「あのさあー、応援団うちのクラスだろ?
あいつらが、私もやれって言うんだよぉ。ひどくねぇ!?」
言葉を発するたびに、エルの手は竜の腰にきつく巻き付いていく。
「え、エル…、お前職員室では喜んでたじゃねぇか…」
「担任参加なんて聞いてねぇよっ!!」
「冠嶋原校長は仰っていたぞ」
「知らねぇ~っ、聞いてねぇ~っ…。
つーか、メイド服とかマジで勘弁だわ…」
「…お前の、メイド姿は…見て、みたいけどな…///」
夜、寮の廊下で竜の姿を見つけたエルは、迷わず竜に突進した。
「うぐおっ!?」
物凄い勢いで脇腹に突進された竜は一瞬バランスを崩しかけたが、
途中でピタリと止まり、ゆっくりもとの体制に戻していった。
「え、エルてめぇ…!」
「竜ぅ~っ、聞いてくれよぉ…」
エルは竜の腹に巻き付けた腕をほどこうとせず、竜を見上げた。
本人は無自覚なのであろう抱きつかれ涙目からの上目遣いという行為に、
竜はくらりときて、さらに顔が赤くなった。
「…! な、なんだ、エル?」
「あのさあー、応援団うちのクラスだろ?
あいつらが、私もやれって言うんだよぉ。ひどくねぇ!?」
言葉を発するたびに、エルの手は竜の腰にきつく巻き付いていく。
「え、エル…、お前職員室では喜んでたじゃねぇか…」
「担任参加なんて聞いてねぇよっ!!」
「冠嶋原校長は仰っていたぞ」
「知らねぇ~っ、聞いてねぇ~っ…。
つーか、メイド服とかマジで勘弁だわ…」
「…お前の、メイド姿は…見て、みたいけどな…///」