新米教師"L"
「正式採用おめでとう、連城崎くん、鬼蘭くん」

「へ…?」

どうやら、冠嶋原校長にとっては、二人で一組のようだった。

「ありがとうございます。
これから、精一杯頑張っていきたいと思っております。
よろしくお願い致します」

「!!」

ずっと黙っていた竜が口を開いたのと、素晴らしすぎる挨拶に
エルは大層驚いた。

冠嶋原校長は、こちらこそ、と言い
エルの方に顔を向けた。

「え、と…!
お、おてすう、おかけするかと、おもいます、が…
あの、頑張りたいです!

あ、力仕事は任せろ…! いや、お任せくださいっ」

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