新米教師"L"
「ねぇ、カノン。ツヤちゃんと上手くいったの?」
昼、屋上。
セイ、カノン、フワの三人で購買のパンを食べていた。
昼食は、校内にある購買で何かを買って食べても良いことになっている。
「え!? いやいやぁ、ツヤちゃんと秘密って約束したからなぁ!」
カノンは嬉しそうに肯定した。
「よしッ! 仕方ねぇ、親友のお前らにだけ教えてやる!!
実はな…告ったら…」
「OK貰えたんだろ」
セイが先回りして言う。
「な…ッ! てめ、セイッ!! 何で先に言っちまうんだよ馬鹿ぁ!!
…あれ? 何で知ってんの? え、何、お前エスパー!?」
いつもよりテンションが高いカノンにうんざりし、
セイはごろんと寝転がる。
「え~っ! ちょいちょいちょい~! 何か言えよぉ!
あれ? あれあれ? ちょ、お前まさかの嫉妬ぉ~!? いやいや、ないな…」
「カノン、黙ろうか。僕もちょっとイライラしてきたんだけど」
フワがカノンの言葉を遮り、ズバリと言うと、カノンはシュンとした。
「…はい…」
***
昼、屋上。
セイ、カノン、フワの三人で購買のパンを食べていた。
昼食は、校内にある購買で何かを買って食べても良いことになっている。
「え!? いやいやぁ、ツヤちゃんと秘密って約束したからなぁ!」
カノンは嬉しそうに肯定した。
「よしッ! 仕方ねぇ、親友のお前らにだけ教えてやる!!
実はな…告ったら…」
「OK貰えたんだろ」
セイが先回りして言う。
「な…ッ! てめ、セイッ!! 何で先に言っちまうんだよ馬鹿ぁ!!
…あれ? 何で知ってんの? え、何、お前エスパー!?」
いつもよりテンションが高いカノンにうんざりし、
セイはごろんと寝転がる。
「え~っ! ちょいちょいちょい~! 何か言えよぉ!
あれ? あれあれ? ちょ、お前まさかの嫉妬ぉ~!? いやいや、ないな…」
「カノン、黙ろうか。僕もちょっとイライラしてきたんだけど」
フワがカノンの言葉を遮り、ズバリと言うと、カノンはシュンとした。
「…はい…」
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