普通の恋はできません!
なんだかんだでご飯も食べ終わり、意気投合しすぎた二人はまだ中庭で遊んでたからほっといて
私は1人教室までの道のりを歩いていた
1人ということで、また絡まれると厄介だなぁ、と思ったけど
沙葉が釘を刺してくれたから大丈夫かな
と、鼻歌を歌いそうな気分で歩いていた
でも、今の状況は一転し……
「むぐ!?!?」
苦し ……
後ろから何者かに口を押されられていた。
本来ならば肘鉄を繰り出しているけど、相手の締め付ける力が強すぎて体が動かない
あ、やばい……
空気が足りない……
目の前が霞んでいく……
そんな時
「ぐぉっっ!」
と、後ろからうめき声が聞こえ私は息を吸うことができるようになった
「かっ……ハァハァ……」
私は地べたにへたりこんで上を見上げた
そこには、
以前廊下でぶつかったいけ好かない男子が立っていた
なっ……!!!
下を見ると動かなくなっている男。どうやらここの生徒ではなさそう
そして、上を見上げる
下には私の首を絞めていた男
上にはその状況から救ってくれた男子
「あ、ありがとうございます!!なんとお礼を言っていいか……」
そう言って1度交わした目線をまた、廊下の床に倒れている男に向ける
こんなにも早く手を回してきたか……
奏真組……
「ちょっと屋上まで面貸せ」
「へ?」
突然のお誘いで屋上に行くことになり、疑い半分のまま屋上へと登った
私は1人教室までの道のりを歩いていた
1人ということで、また絡まれると厄介だなぁ、と思ったけど
沙葉が釘を刺してくれたから大丈夫かな
と、鼻歌を歌いそうな気分で歩いていた
でも、今の状況は一転し……
「むぐ!?!?」
苦し ……
後ろから何者かに口を押されられていた。
本来ならば肘鉄を繰り出しているけど、相手の締め付ける力が強すぎて体が動かない
あ、やばい……
空気が足りない……
目の前が霞んでいく……
そんな時
「ぐぉっっ!」
と、後ろからうめき声が聞こえ私は息を吸うことができるようになった
「かっ……ハァハァ……」
私は地べたにへたりこんで上を見上げた
そこには、
以前廊下でぶつかったいけ好かない男子が立っていた
なっ……!!!
下を見ると動かなくなっている男。どうやらここの生徒ではなさそう
そして、上を見上げる
下には私の首を絞めていた男
上にはその状況から救ってくれた男子
「あ、ありがとうございます!!なんとお礼を言っていいか……」
そう言って1度交わした目線をまた、廊下の床に倒れている男に向ける
こんなにも早く手を回してきたか……
奏真組……
「ちょっと屋上まで面貸せ」
「へ?」
突然のお誘いで屋上に行くことになり、疑い半分のまま屋上へと登った