普通の恋はできません!
感じる私

「おはよ、かなみ……って!どうしたの!?そのカッコ!」



まこが驚く私の格好というのは、


まぁ、JKなら普通の着こなしだと思うんだけど



「え……、なんでそんなに驚いてんの?」



「だだだだって!あの岳さんに言われたんでしょ!?あの、地味な姿!なのに、その姿に戻ってていいの!?」



「まぁ、いろいろあってね」




________________



「ただいまー」


「「「「おかえりかさいやせ!」」」」



「うん!」



いつものように熱烈な歓迎を受け家の中に入る



そこで靴を脱いで、



うっしゃぁぁ!家だー!ゴロゴロだー!



なぁんて、思ってたら




ドスン……ドスン……ドスンドスンドスンドスン!!!!!!!




と、凄まじい足音をたてて近づいてくる何か



その音に、組のちょっと怖そうな人達と震えながら身構えていたら




「お嬢ーおーがーえーりーなーざーいーやーぜー」



と、重低音すぎて、もはや何を言っているかわからない



岳さんが廊下から現れた。激おこの。




その重低音は酷くお腹に響いた



それもあってか、私の周りにいた怖そうな人達は震え上がってる



もちろん私も




そして、なんで岳さんが激おこなのかを私が一番よく知っている




「か、か、か、かえりました……」



かろうじてそう言うと、岳さんはニコリともせず



「俺についてこいやぁ」


と、またしても重低音で言った


これに


「いくもんか!バカ野郎! 」


なんて言ったら、逝ってしまう。


【だからここは大人しく従わなければならない。】\_(・ω・`)ココ重要!



「あ……はい……((泣))」




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