明日晴れたら、
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冬休みが明けた。
教室で美和と久しぶりに話していたら、同じクラスの高嶋昴が、美和に声をかけた。
その内容は、放課後に図書室に来てくれ、というものだった。
あたしは2人が話し慣れていることに違和感を覚えた。
美和と高嶋は球技大会の実行委員を一緒にやってたけど、あそこまで話し慣れてなかったはず…。
それに美和、高嶋に敬語使ってなかったっけ…?
あたしは不思議に思って、美和に聞いてみた。
そして返ってきた答えに、あたしはまた怒りを覚えた。
今まで南を好きだったはずの美和が、いつの間にか高嶋に傾いてしまっている気がした。