明日晴れたら、
夕食を食べ終えてベッドに寝転がる。
今日1日で南くんとの接点がありすぎて、緊張して、身体も心も疲れ切っていた。
…それでも、嬉しい気持ちは、たしかにどこかにあった。
それはまだ、南くんを好きだっていう証拠。
ーーー『だって俺たち、友達でしょ?』
「っ、南…くん…」
南くんの口から放たれた『友達』という言葉が心に刺さって、南くんとの距離を感じた。
「…もう、自分が好きでいたいのか気持ち忘れたいのか、わかんなくなってきた…」
ひとりごとをこぼすと、深いため息を吐き出した。