僕は君の名前を呼ぶ
第2章 I miss You
やっと繋ぐことができた君の手。
僕はそのぬくもりを
失ってから気づいたんだ、
君の存在の大きさを。
君との距離はどんどん広がっていくのに僕の中で
“君”がどんどん大きくなっていくのを
嫌でもわかってしまう。
極彩色の花火に照らされた君を、
思い出すことはできるのに、
僕の見る景色は君がそばにいないだけで
モノクロにしか映らない。
星に願おう、君の幸せを。
星に託そう、僕の願いを。
僕の願いは、
君が隣で笑うこと。
僕の望みは、
君の道標になること。