[完]Dear…~愛のうた~
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「みんなに、話があるんだ……」
重たい空気の中口を開けたのは直人。
みんなその声で一斉に直人を見る。
「実は、これから
PEACEのマネージャーがいないんだ」
「え?」
私は思わず杏奈と目を合わせる。
「社長が、入れないらしい。
社長はきっとPEACEを解散させようとしている」
その言葉に誰も何も言わなかった。
いや、言えなかったんだ。
それはきっと、みんなが思っていたことだから。
「けれど、俺はそうさせたくない。
みんなそうだろ?」
その言葉で私を含むみんなは頷く。
「だから、しばらくは俺がPEACEを持つ」
でもそんなこと……
「直人が大変じゃ……」
私と思っているのと同じことを杏奈は言う。
大変ってもんじゃない。
きっと、過酷なんだろう。
ストレスだって溜まるし、体力的にも限界がある。
「まぁ、確かにそうだ。
けれど、誰もいないよりはいいだろ?」
そうだけど……
「そこまでして、マネージャーに
こだわらなくていいよ。
私達だけで、やろうと思ったら出来るし」
PEACEを潰したくない。
みんなそう思ってくれてるんだろうけど……
私達の問題に他の人を巻き込むのは嫌だ。
「そんなに、直人やChargeには頼れないよ……」
私達だけでやって、無理だったら……
きっとPEACEはそこまでだ。
「だから、俺に考えがある」
直人は急に立ち上がってみんなを見る。
そしてその口から出たものは、
とんでもないものだった。
「ChargeとPEACEを合わせた
一つのグループを作ろう」
その言葉にみんなは驚きを隠せずに
立ち上がっていた。
「みんなに、話があるんだ……」
重たい空気の中口を開けたのは直人。
みんなその声で一斉に直人を見る。
「実は、これから
PEACEのマネージャーがいないんだ」
「え?」
私は思わず杏奈と目を合わせる。
「社長が、入れないらしい。
社長はきっとPEACEを解散させようとしている」
その言葉に誰も何も言わなかった。
いや、言えなかったんだ。
それはきっと、みんなが思っていたことだから。
「けれど、俺はそうさせたくない。
みんなそうだろ?」
その言葉で私を含むみんなは頷く。
「だから、しばらくは俺がPEACEを持つ」
でもそんなこと……
「直人が大変じゃ……」
私と思っているのと同じことを杏奈は言う。
大変ってもんじゃない。
きっと、過酷なんだろう。
ストレスだって溜まるし、体力的にも限界がある。
「まぁ、確かにそうだ。
けれど、誰もいないよりはいいだろ?」
そうだけど……
「そこまでして、マネージャーに
こだわらなくていいよ。
私達だけで、やろうと思ったら出来るし」
PEACEを潰したくない。
みんなそう思ってくれてるんだろうけど……
私達の問題に他の人を巻き込むのは嫌だ。
「そんなに、直人やChargeには頼れないよ……」
私達だけでやって、無理だったら……
きっとPEACEはそこまでだ。
「だから、俺に考えがある」
直人は急に立ち上がってみんなを見る。
そしてその口から出たものは、
とんでもないものだった。
「ChargeとPEACEを合わせた
一つのグループを作ろう」
その言葉にみんなは驚きを隠せずに
立ち上がっていた。