[完]Dear…~愛のうた~
本業は歌手~隆弘side~
「隆見て」
「ん?」
真司に言われて真司のほうを見てみると
「……何やってんの?」
思いっきりV字バランスをやっている直人を含む俺以外のChargeメンバー。
「辻もやらねーか?意外とつらいぞ」
「いや、V字バランスってキツいし……俺が聞きたいのは何でそんなことやってんのかってこと」
「それはな、体を柔らかく代謝を良くして筋肉をつける、そしてそのまま合コンで注目を浴びる!!」
ドヤ顔で言う直人にドン引きする……
「これで友香理に誉められるー♪」
ゆかりんってそこまでバカじゃないと思うなー……
「なぁ、知ってたか?杏ちゃんって筋肉フェチなんやって!!俺も直人くんのジム通おうかなー」
へー……意外……
杏ちゃんって何か男に興味なさそうだし……
あ、でも前実彩が光がカッコいいとか言ってたって言ってたな……
そんなことを思い返していると
「実彩は?」
自然とそんなことを聞いていた。
「「「「はぁ!?」」」」
みんなV字バランスを辞めて俺を見る。
「……え?」
「え?はこっちのセリフだ!!どうした辻!!遂に頭壊れたか?」
「はぁ!?」
光に言われたくねーよ!!
「つか、今実彩ちゃんのこと実彩って呼んだか!?」
「え?あぁ、うん」
直人は目を大きく見開いて隣に座っている秀と顔を見合わせている。
「つか、なんで実彩って呼んでるんや?随分馴れ馴れしいな……」
「あー、ミーティングした日の後にちょうど実彩と会って何かいろいろ話してたらそんなふうになった」
「いーな……俺も会いたかったわー……」
真司はバランスボールに飛びつく。
そう……あれから俺は実彩のことが頭から離れない。
実彩はやはり俺のタイプな子。
だけどそれは外見だけであって最初の頃はよくわからなかった。
でもあの日実彩と話してたくさんわかったんだ。
実彩は素直になれないんだって……
それはある意味かわいいと思うがなぜそうなったのかが知りたい……
俺は実彩に思いっきり素直に甘えてほしいんだ……
実彩はきっと何かを抱えている……
俺と同じように……
「ん?」
真司に言われて真司のほうを見てみると
「……何やってんの?」
思いっきりV字バランスをやっている直人を含む俺以外のChargeメンバー。
「辻もやらねーか?意外とつらいぞ」
「いや、V字バランスってキツいし……俺が聞きたいのは何でそんなことやってんのかってこと」
「それはな、体を柔らかく代謝を良くして筋肉をつける、そしてそのまま合コンで注目を浴びる!!」
ドヤ顔で言う直人にドン引きする……
「これで友香理に誉められるー♪」
ゆかりんってそこまでバカじゃないと思うなー……
「なぁ、知ってたか?杏ちゃんって筋肉フェチなんやって!!俺も直人くんのジム通おうかなー」
へー……意外……
杏ちゃんって何か男に興味なさそうだし……
あ、でも前実彩が光がカッコいいとか言ってたって言ってたな……
そんなことを思い返していると
「実彩は?」
自然とそんなことを聞いていた。
「「「「はぁ!?」」」」
みんなV字バランスを辞めて俺を見る。
「……え?」
「え?はこっちのセリフだ!!どうした辻!!遂に頭壊れたか?」
「はぁ!?」
光に言われたくねーよ!!
「つか、今実彩ちゃんのこと実彩って呼んだか!?」
「え?あぁ、うん」
直人は目を大きく見開いて隣に座っている秀と顔を見合わせている。
「つか、なんで実彩って呼んでるんや?随分馴れ馴れしいな……」
「あー、ミーティングした日の後にちょうど実彩と会って何かいろいろ話してたらそんなふうになった」
「いーな……俺も会いたかったわー……」
真司はバランスボールに飛びつく。
そう……あれから俺は実彩のことが頭から離れない。
実彩はやはり俺のタイプな子。
だけどそれは外見だけであって最初の頃はよくわからなかった。
でもあの日実彩と話してたくさんわかったんだ。
実彩は素直になれないんだって……
それはある意味かわいいと思うがなぜそうなったのかが知りたい……
俺は実彩に思いっきり素直に甘えてほしいんだ……
実彩はきっと何かを抱えている……
俺と同じように……