[完]Dear…~愛のうた~
……ということは……
「え、もしかして真司くんが好きなの?」
「そうだよ?ダメだった?」
「いや、ダメじゃないけど……」
真司くんが杏奈にベタ惚れだったのは知ってたけどまさか杏奈もそうだったなんて……
ん?待てよ……
「杏奈真司くんのこといろいろ悪く言ってなかった?」
「……言ってたね」
「なんでコロッと変わってるの!?」
そうだ、それを聞きたかったんだ
「昨日ね、またあのBARで会ったんだ」
「あのBARって……真ちゃんって呼ぶようになった?」
「そ、まぁあれは酔っ払って軽いノリだったから真ちゃんがあーちゃんって呼んで来たのはびっくりしたけどね?」
あ、そうなんだ。
何か杏奈らしい……
「それで話戻すんだけど、昨日私BARで倒れちゃって」
「え!?なんで!?」
「貧血かな?」
かなって……おいおい。
「そしたら真ちゃん家まで運んでくれてずっと看病してくれてたんだ。それでね、朝起きたら隣で寝てて……」
え!?あのクールボーイが!?隣で!?
全然想像つかないわ……
「そしたらね……やっぱり言わない///」
「何それ!!そこまで言っといてそれはないから!!」
「わかったよ……何かある言葉が私の落ちやすいとこに来て」
杏奈の落ちやすい言葉って……
「心配する、だっけ?」
「まぁ、それもあるけど……真ちゃんは、心配するやんけ。もっと体大事にせえやって」
おぉー、クールボーイやったな。
「しかもその後あーちゃんが倒れたら俺も含むみをなが悲しむで?って、何か特有の関西弁でそういうこと言われるといいなーと思って」
「え、それって関西弁の人誰でもいいんじゃないの?」
「違うよ、この先にはまだ物語があるの!!」
あ、そうなのね。
「しかも何か真ちゃん寝顔可愛いし、甘いんだよね……」
「甘い?」
「何かいつもクールなのに今日はあーちゃんここにいてやって……何かそれで調子おかしくなって」
つまり……
「ギャップ萌ってやつね」
「そういうこと!!」
ふーん、あのクールボーイがね……
いいネタになるかも……♪
「あ、ヤバ!!時間!!」
「本当だ!!行こ行こ!!」
そのまま私達は溜まり場を出てあのミーティングルームへと向かった。
「え、もしかして真司くんが好きなの?」
「そうだよ?ダメだった?」
「いや、ダメじゃないけど……」
真司くんが杏奈にベタ惚れだったのは知ってたけどまさか杏奈もそうだったなんて……
ん?待てよ……
「杏奈真司くんのこといろいろ悪く言ってなかった?」
「……言ってたね」
「なんでコロッと変わってるの!?」
そうだ、それを聞きたかったんだ
「昨日ね、またあのBARで会ったんだ」
「あのBARって……真ちゃんって呼ぶようになった?」
「そ、まぁあれは酔っ払って軽いノリだったから真ちゃんがあーちゃんって呼んで来たのはびっくりしたけどね?」
あ、そうなんだ。
何か杏奈らしい……
「それで話戻すんだけど、昨日私BARで倒れちゃって」
「え!?なんで!?」
「貧血かな?」
かなって……おいおい。
「そしたら真ちゃん家まで運んでくれてずっと看病してくれてたんだ。それでね、朝起きたら隣で寝てて……」
え!?あのクールボーイが!?隣で!?
全然想像つかないわ……
「そしたらね……やっぱり言わない///」
「何それ!!そこまで言っといてそれはないから!!」
「わかったよ……何かある言葉が私の落ちやすいとこに来て」
杏奈の落ちやすい言葉って……
「心配する、だっけ?」
「まぁ、それもあるけど……真ちゃんは、心配するやんけ。もっと体大事にせえやって」
おぉー、クールボーイやったな。
「しかもその後あーちゃんが倒れたら俺も含むみをなが悲しむで?って、何か特有の関西弁でそういうこと言われるといいなーと思って」
「え、それって関西弁の人誰でもいいんじゃないの?」
「違うよ、この先にはまだ物語があるの!!」
あ、そうなのね。
「しかも何か真ちゃん寝顔可愛いし、甘いんだよね……」
「甘い?」
「何かいつもクールなのに今日はあーちゃんここにいてやって……何かそれで調子おかしくなって」
つまり……
「ギャップ萌ってやつね」
「そういうこと!!」
ふーん、あのクールボーイがね……
いいネタになるかも……♪
「あ、ヤバ!!時間!!」
「本当だ!!行こ行こ!!」
そのまま私達は溜まり場を出てあのミーティングルームへと向かった。