[完]Dear…~愛のうた~
「「え……?」」
私達は驚いて二人で顔を合わせた。
「……どういことですか?」
杏奈は目を泳がせながら社長に聞く。
「実は私……見てしまったの……」
「……え?」
「実彩の……肩にあるアザを」
「え……?」
私は思わず自分の肩を隠した。
「実彩だけじゃないわ……杏奈の腰にあるアザも見たわ……」
「……え……」
杏奈は私の顔を見て困ったような顔をしている。
「私が最初に見たのは1ヶ月前のミーティングの時よ……」
1ヶ月前のミーティング……
私達はライブの構成について話し合っていた。
「その時二人共短いTシャツを着てたでしょ?」
その瞬間私はハッとする。
たしか……あの私は鎖骨まで普通に露出していた。
杏奈はお腹を出してたし……
もしかしてそれで……!?
「最初はただの怪我だと思ったわ。ダンスもやってるし……でも違った。3日前私は二人が衣装から着替えているところをたまたま見てしまったの……その時……二人のアザは益々凄くなっていた。その時気づいたの……これはただの怪我じゃないって」
私達はただ社長の話を黙って聞いていることしか出来なかった。
「それで……ふと前に二人がマネージャーを代えて欲しいと言ってきたのを思い出したの。あの人は昔子どもを虐待してたって聞いたから……不信に思って私は今日のライブの時あの人がいる時にあなた達の楽屋を訪れたわ……そこで見たのは……あの人のまるで違う姿……」
社長は信じられなかっただろう……
だって表では凄い優しくていつも笑顔だからね……
「その時確信したわ……このアザはあの人が点けたって……」
「社長……」
「私はすぐに動いてあの人をすぐクビにして前からどこかのマネージャー候補にしていた友香理をマネージャーにすることに決めたの」
真宮さんを見てみると優しくニコッと笑って私達の正面に座った。
私達は驚いて二人で顔を合わせた。
「……どういことですか?」
杏奈は目を泳がせながら社長に聞く。
「実は私……見てしまったの……」
「……え?」
「実彩の……肩にあるアザを」
「え……?」
私は思わず自分の肩を隠した。
「実彩だけじゃないわ……杏奈の腰にあるアザも見たわ……」
「……え……」
杏奈は私の顔を見て困ったような顔をしている。
「私が最初に見たのは1ヶ月前のミーティングの時よ……」
1ヶ月前のミーティング……
私達はライブの構成について話し合っていた。
「その時二人共短いTシャツを着てたでしょ?」
その瞬間私はハッとする。
たしか……あの私は鎖骨まで普通に露出していた。
杏奈はお腹を出してたし……
もしかしてそれで……!?
「最初はただの怪我だと思ったわ。ダンスもやってるし……でも違った。3日前私は二人が衣装から着替えているところをたまたま見てしまったの……その時……二人のアザは益々凄くなっていた。その時気づいたの……これはただの怪我じゃないって」
私達はただ社長の話を黙って聞いていることしか出来なかった。
「それで……ふと前に二人がマネージャーを代えて欲しいと言ってきたのを思い出したの。あの人は昔子どもを虐待してたって聞いたから……不信に思って私は今日のライブの時あの人がいる時にあなた達の楽屋を訪れたわ……そこで見たのは……あの人のまるで違う姿……」
社長は信じられなかっただろう……
だって表では凄い優しくていつも笑顔だからね……
「その時確信したわ……このアザはあの人が点けたって……」
「社長……」
「私はすぐに動いてあの人をすぐクビにして前からどこかのマネージャー候補にしていた友香理をマネージャーにすることに決めたの」
真宮さんを見てみると優しくニコッと笑って私達の正面に座った。