君を嫌いな100の理由
*隼人side*
「ったく。あいつ長風呂すぎだろ」
いつまでたってもあがってこねーし
まっ心配なんてしてねーけど
なのに浴室にいる俺
「ちっ。これは別に不可抗力ってやつだし大丈夫だし」
そう言って中に入ると
倒れている由月がいた
「由月?おい!由月??」
少し揺すりながら呼びかける
目を少し覚まし
「藍...くん?」
その名を呼ぶ
意識が朦朧としてんだな
でも藍の名前を呼ぶんだな
俺じゃなくて...
べつに俺を呼んでほしいとかじゃねーけどさー
「とりあえずこいつ運ぶか」