君を嫌いな100の理由


意識が朦朧とした由月を優しく抱きかかえベッドへ連れてく









「かるっ。こいつ飯食ってんのかよ」










思った以上に軽いし小さいし









なんだか簡単に崩れそうで儚くて










少し寂しさすら感じる










うっすら見える泣後と小さな背中










「こいつ。今、何を抱えてんだよ。こんな小さい体で...」









そっとベッドにおろし









俺はキスを落とした










「泣くなよ....」








その一言と共に...



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