君を嫌いな100の理由
「やっぱ帰る」
「こんなに濡れて何言ってんだよ?」
「帰るから!!」
グイッ
「帰すかよ」
「もうやなのっ!」
「なにがだよ?」
「隼人が嫌なの!」
嫌いなの
「俺はお前を嫌いじゃねぇよ」
「そういう問題じゃないの!私が隼人を嫌いなの!もう関わりたくないの!
大っ嫌い大っ嫌い!!
もう顔も見たくないよ!」
はぁはぁ
言い過ぎたかな?
「そうだよな。お前は俺を嫌いだもんな?じゃぁおのぞみどおり二度と姿も見せねぇから」
「帰れよ」
冷たく凍ったような目で私を見て
君はそう言いはなう
「バイバイ隼人」