君を嫌いな100の理由


また騙されたよ!
こいつ本当に意地悪すぎ!!






そう思い離れて歩いてると
自分に私を寄せる隼人





「なっ!やめてよ」







「俺のそばにいねぇと喰われるよ」








軽く目が本気なんですけど








これやばいパティーン??







とりあえず仕方ないので
隣で過ごすことにした





_________







さてさて最大のピンチです







「どーしよ...」



トイレなんて言えない





だってずっと隼人が隣にいる上に







ここは男子しかいない学校

先生も男子だけ





トイレも男子オンリー





「どうしろっていうのよ...」







「何独り言言ってんだ?きもいぞ」









お前が隣にいるからだよ!!!!!







どうしよう...かなりしんどい








「ねっ...ねぇ!はやっとぉ...」







つい変な声になる







「え??由月?!」







「んんんっ!やばいっ」







「え?おいっ!?」








「....トイレ行きたい...」







うわ。言っちゃったよ







すると隼人はしっかりついてきてくれたし見張っててくれた







でもでも



「男子トイレでっていうことがもんだいなのー!!」








「うっせぇ。はやくしろよ」







「...へい」








何が好きでこんなとこで
生活しなくちゃいけないんだ
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