皇帝のお姫様






忠告もしたし帰ろう。



新しい部屋の掃除も
終わってないし。




――
―――
――――




学校から歩いて30分の距離の所に30階建てのマンションがある。



そこの最上階に住んでいる。正確には昨日からだけど。



家の中は必要最低限の物しかなく殺風景な部屋だ。



掃除と言っても凪がほとんどやってくれて後は衣服や下着をしまうだけ。


それなら服もやれよって話しだけど…どうせ下着を気にして手が出せなかったんだろう。



凪なら
別に気にしないのに。



片付けも終わって何もする事ないし寝室で寝よう。



寝室のベッドは大きいし柔らかいから気持ちいい。



――
―――
――――




んっ。
いつの間にか
寝ちゃってたんだ私。



外も真っ暗。
てか、今何時だろう?



8時!?
結構寝てたんだな。




ーぎゅるるるるー




そういえばお腹空いた。冷蔵庫に何もないしコンビニで何か買ってこよう。



制服を脱ぎ捨て黒のジャージを着てコンビニに向かった。あ、靴も黒のスニーカー。




全部黒に統一。
黒は何の色にも
染まらないから好きだ。
そして闇に近い色。




コンビニまでは
歩いて10分でつく。



コンビニにつくと駐車場にはバイクなどがたくさん並んでいて中には頭がカラフルな人達がいた。








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