保健室の甘い時間
3月には卒業生を送り出し、4月には新入生が入ってくる。
私はいつもと変わらない日々を送っていた。
そして月日は経ち、雨の多い季節になる――…
ガラガラ――
「あのー、岩瀬先生……」
「どうしたんですか?」
今は授業中。
保健室の入り口には、今の時間、授業が無いのであろう吉岡先生が。
「すみません。いつものを……」
「また飲み過ぎですか?」
私は呆れながら、吉岡先生を見る。
そう、いつもと変わらない日々を過ごしていたのだけど、一つだけ変わった事がある。
それは……
前まで保健室にそう滅多に来る事のなかった吉岡先生。
それが新学期が始まる前くらいから、よく保健室に来るようになった。
“風邪を引いたかも”とか“お腹が痛い”とか……
そして、今みたいに“飲み過ぎた”とか。
私はいつもと変わらない日々を送っていた。
そして月日は経ち、雨の多い季節になる――…
ガラガラ――
「あのー、岩瀬先生……」
「どうしたんですか?」
今は授業中。
保健室の入り口には、今の時間、授業が無いのであろう吉岡先生が。
「すみません。いつものを……」
「また飲み過ぎですか?」
私は呆れながら、吉岡先生を見る。
そう、いつもと変わらない日々を過ごしていたのだけど、一つだけ変わった事がある。
それは……
前まで保健室にそう滅多に来る事のなかった吉岡先生。
それが新学期が始まる前くらいから、よく保健室に来るようになった。
“風邪を引いたかも”とか“お腹が痛い”とか……
そして、今みたいに“飲み過ぎた”とか。