保健室の甘い時間
本当の気持ち
それから数日が経った、ある日曜日。
プルルル プルルル……
それは母親からの電話だった。
『ねぇ、美咲。近々帰って来る予定ない?』
「何?急に」
『いいから、いいから!帰って来れない?』
「うーん……、夏休みも学校には行かなきゃいけないからなぁ。ゆっくりは出来ないけど、週末、仕事終わりにそっちに行って、次の日に帰るって感じなら、そっちに行けるよ?」
地元から離れた大学を受験した為、大学に入ってからずっと一人暮らしをしている。
離れたって言っても、すごく遠いわけではないけど、それでも新幹線で1時間くらいはかかる。
だからってわけではないけど、仕事もあってあまり帰っていない。
「で、どうしたの?」
大学生の頃は、休みの度に『帰って来い』と言われていたが、働き出してからは言われる事は無かった。
だから、そんな事を言うなんて珍しいなって思っていたら……
プルルル プルルル……
それは母親からの電話だった。
『ねぇ、美咲。近々帰って来る予定ない?』
「何?急に」
『いいから、いいから!帰って来れない?』
「うーん……、夏休みも学校には行かなきゃいけないからなぁ。ゆっくりは出来ないけど、週末、仕事終わりにそっちに行って、次の日に帰るって感じなら、そっちに行けるよ?」
地元から離れた大学を受験した為、大学に入ってからずっと一人暮らしをしている。
離れたって言っても、すごく遠いわけではないけど、それでも新幹線で1時間くらいはかかる。
だからってわけではないけど、仕事もあってあまり帰っていない。
「で、どうしたの?」
大学生の頃は、休みの度に『帰って来い』と言われていたが、働き出してからは言われる事は無かった。
だから、そんな事を言うなんて珍しいなって思っていたら……