保健室の甘い時間
「あっ、なんだ。諒ちゃんか……」
私は無意識にため息を吐く。
「“なんだ”はないだろ。あからさまに嫌な顔をしやがって……。悪かったな、吉岡先生じゃなくて」
「そ、そんな事言ってないじゃん!!」
「ってか、学校で“ちゃん”って呼ぶよな」
諒ちゃんはムッとしながら中に入って来る。
「いいじゃん。生徒は帰ったし、今は誰もいないんだから」
「そういう問題じゃないだろ……」
諒ちゃんはブツブツ言いながら椅子に座る。
「何?どうしたの?」
「よかったな」
諒ちゃんは笑顔で私を見る。
「えっ?何が?」
「とぼけんなって。お前、吉岡先生とうまくいったんだろ?」
えっ?
「な……、何で知って……」
今日は、今まで諒ちゃんと話していない。
なのに、何で知っているの?
私は無意識にため息を吐く。
「“なんだ”はないだろ。あからさまに嫌な顔をしやがって……。悪かったな、吉岡先生じゃなくて」
「そ、そんな事言ってないじゃん!!」
「ってか、学校で“ちゃん”って呼ぶよな」
諒ちゃんはムッとしながら中に入って来る。
「いいじゃん。生徒は帰ったし、今は誰もいないんだから」
「そういう問題じゃないだろ……」
諒ちゃんはブツブツ言いながら椅子に座る。
「何?どうしたの?」
「よかったな」
諒ちゃんは笑顔で私を見る。
「えっ?何が?」
「とぼけんなって。お前、吉岡先生とうまくいったんだろ?」
えっ?
「な……、何で知って……」
今日は、今まで諒ちゃんと話していない。
なのに、何で知っているの?