保健室の甘い時間
「別に岩瀬が決める事だし、俺が口出しする事でもないと思うけど?」
諒ちゃんは冷静に返す。
すると、
「永井先生は岩瀬先生の事、本気で好きなんじゃないんですか?」
前に私が“諒ちゃんは付き合っていない”という事は言ったから、付き合っていない事はわかってくれていたみたいだけど……
何をどう思ったのか、吉岡先生は“諒ちゃんが私を好き”って思っているみたい。
「友達としては好きだけど?ってか、何か勘違いしてるみたいだけど、俺、彼女いるし」
諒ちゃんはそう言ったのだけど、吉岡先生の耳には届いていないみたいで……
「俺、岩瀬先生の事が好きです。永井先生には負けませんから」
「いや、だから……」
諒ちゃんはもう一度“違う”って事を言おうとしたけど、吉岡先生は言いたい事だけ言って帰ったらしい――…
諒ちゃんは冷静に返す。
すると、
「永井先生は岩瀬先生の事、本気で好きなんじゃないんですか?」
前に私が“諒ちゃんは付き合っていない”という事は言ったから、付き合っていない事はわかってくれていたみたいだけど……
何をどう思ったのか、吉岡先生は“諒ちゃんが私を好き”って思っているみたい。
「友達としては好きだけど?ってか、何か勘違いしてるみたいだけど、俺、彼女いるし」
諒ちゃんはそう言ったのだけど、吉岡先生の耳には届いていないみたいで……
「俺、岩瀬先生の事が好きです。永井先生には負けませんから」
「いや、だから……」
諒ちゃんはもう一度“違う”って事を言おうとしたけど、吉岡先生は言いたい事だけ言って帰ったらしい――…