保健室の甘い時間
「吉岡先生、明日、誕生日でしょ?明日は土曜日で学校休みだから。はい!これプレゼント。みんなで選んだんだよ」
そう言いながら、生徒達は吉岡先生に小さな紙袋を渡す。
……えっ、誕生日?
「ありがとう。でも、先生は、君達が今度の試験でいい点数を取ってくれる方が嬉しいんだけどな」
「えぇー!!じゃぁ、簡単な問題にしてよ」
なんて、吉岡先生は生徒達と楽しそうに話している。
明日、誕生日なの?
私、何も用意していない。
っていうか……
今、生徒達の話を聞くまで、吉岡先生の誕生日を知らなかった。
私、彼女なのに……
それなのに、生徒達の方が吉岡先生の事、詳しいってどうなんだろう。
「岩瀬先生、どうしました?」
考え事をしていた私は無意識に吉岡先生の顔をじっと見つめていたみたいで、気が付けば、吉岡先生は私を見ていた。
そう言いながら、生徒達は吉岡先生に小さな紙袋を渡す。
……えっ、誕生日?
「ありがとう。でも、先生は、君達が今度の試験でいい点数を取ってくれる方が嬉しいんだけどな」
「えぇー!!じゃぁ、簡単な問題にしてよ」
なんて、吉岡先生は生徒達と楽しそうに話している。
明日、誕生日なの?
私、何も用意していない。
っていうか……
今、生徒達の話を聞くまで、吉岡先生の誕生日を知らなかった。
私、彼女なのに……
それなのに、生徒達の方が吉岡先生の事、詳しいってどうなんだろう。
「岩瀬先生、どうしました?」
考え事をしていた私は無意識に吉岡先生の顔をじっと見つめていたみたいで、気が付けば、吉岡先生は私を見ていた。