先生!!許されないレンアイってあこがれませんか!?
美里「ちーなーつ!!」

後ろを振り向く前にぎゅっと抱きつかれた。
美里って抱き付き魔だったっけ??
考えれば美里とは離れたくないから同じ高校にしたんだよね~

美里「ねーぇ、ねーぇ、聞いてる?」

千夏「みーさーと!!聞いてるよ笑 で、何?」

美里「呼ばれてんよ~。隣のクラスの男子ちゃんにね~。」

千夏「あ~、ちょっとまっててすぐ戻ってくるから。」

「どうせ告白されるんだろ?」と言われながら教室をでた。
……美里の言うとうり告白だったね笑
シンプルに好きだなんて…結構好き!!先生にも使ってみようかな?

千夏「ごめん……気持ちは嬉しいんだけど……っん?!」

男子くん、キスしちゃいけないよ…ね?
やっぱり、キスはもっとロマンチックじゃなきゃ、ね?
って考えてるうちに酸欠がおそった。

千夏「っ……くぁ…んんっ」

辛くなり、胸をたたく。
しかし、離してくれない。ここで口を開けても舌を入れられるだけだ…。
息が苦しい、ヤバイな…クラクラするっ…。

「ほら、もう部活に行かないと怒られるぞ~。」

「!!ぷはっ…さっ、さようなら!!」

先生?なんでいるの?
キスしてるところ見られちゃった?
誤解されちゃった?
ちがうよ…ちがうってば……誤解しないでください…。

ポタッ___

気づけばいつの間にか泣いていた……

先生、覚えてる?私のファーストキスは先生なんだよ?
高校入学式のとき私が先生と角でぶつかった時、先生は気づいてないでしょ?キスしたんだよ、私のファーストキス。

ぎゅっ_____

先生は何も言わずに泣くだけの私を抱きしめていた…
それと同時に解ったんだ、生徒はこれ以上の関係を持ってはイケナイと。
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