恋は、突然に!
突然の告白

月曜日
朝、教室に入ると...

「真美は、俺のだ!!」

「いや、真美は僕のものだよ!!」

事の発端は

先週の金曜日
私は、

『付き合ってください!』

そう、二人から告白された...

そして
現在...こんな感じに

「真美人気だね~」

「他人事だと思って由美は、また適当なことばかりいって~」

「いやいや、そんなことないって!
なんで、素直に喜ぶことができないの?
すごいことなのに」

「そ、そんな、だって!
二人は、学園のアイドルなんだよ!!」

一人は、学園一の秀才桐崎考
もう一人は、学園一の人気者河崎哲哉

彼らは、
どちらも負けず劣らずのイケメンだ!

それなのに、私を好きになるなんて!
何か裏があるに決まってる

はずなんだけど...

「なぁ、真美は俺とこいつどっちが好きなんだよ」

「当然僕だよね♪」

「なに言ってんだよ!俺だよ、な!!」

「わ、私は...」

助けて!
由美ちゃん...。

ニヤリッ

「それなら、私にいい考えがあるわ!」

「ゆ、由美ちゃん!!」

やっぱり、たよりになるのは由美ちゃんだけだよ!ウルッ

「二人とデートして、真美を落とした方が真美の彼氏になるのよ!」

え、え...?ゆ、由美ちゃん?

『それだ!!』

「それなら、文句ないよな!考!」

「当然!!上等だよ!絶対に負けないからな!哲哉!」

え~~~!!!
そ、そんな!?
由美ちゃん...信じてたのに。

「ていうか、私の気持ちは!?」

「まぁまぁ、大丈夫だよ!
真美がどちらも好きにならなきゃいいだけだしね♪
それに、その方が面白いじゃない!グフフッ」

もう、ダメだ由美ちゃん完全にこの状況楽しんでるし!ハァ~

こうして、私は不覚にも二人と
デートをするはめになってしまった。
< 1 / 4 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop