恋は、突然に!
突然の告白
月曜日
朝、教室に入ると...
「真美は、俺のだ!!」
「いや、真美は僕のものだよ!!」
事の発端は
先週の金曜日
私は、
『付き合ってください!』
そう、二人から告白された...
そして
現在...こんな感じに
「真美人気だね~」
「他人事だと思って由美は、また適当なことばかりいって~」
「いやいや、そんなことないって!
なんで、素直に喜ぶことができないの?
すごいことなのに」
「そ、そんな、だって!
二人は、学園のアイドルなんだよ!!」
一人は、学園一の秀才桐崎考
もう一人は、学園一の人気者河崎哲哉
彼らは、
どちらも負けず劣らずのイケメンだ!
それなのに、私を好きになるなんて!
何か裏があるに決まってる
はずなんだけど...
「なぁ、真美は俺とこいつどっちが好きなんだよ」
「当然僕だよね♪」
「なに言ってんだよ!俺だよ、な!!」
「わ、私は...」
助けて!
由美ちゃん...。
ニヤリッ
「それなら、私にいい考えがあるわ!」
「ゆ、由美ちゃん!!」
やっぱり、たよりになるのは由美ちゃんだけだよ!ウルッ
「二人とデートして、真美を落とした方が真美の彼氏になるのよ!」
え、え...?ゆ、由美ちゃん?
『それだ!!』
「それなら、文句ないよな!考!」
「当然!!上等だよ!絶対に負けないからな!哲哉!」
え~~~!!!
そ、そんな!?
由美ちゃん...信じてたのに。
「ていうか、私の気持ちは!?」
「まぁまぁ、大丈夫だよ!
真美がどちらも好きにならなきゃいいだけだしね♪
それに、その方が面白いじゃない!グフフッ」
もう、ダメだ由美ちゃん完全にこの状況楽しんでるし!ハァ~
こうして、私は不覚にも二人と
デートをするはめになってしまった。