個人的事情につき“休暇をいただきます”

オレンジ色の小さな光だけが照らす部屋。

俺のベッドに彼女が横たわる。

それだけでも身体が熱くなりそうなのに。

その彼女は今。

俺の下で素肌を晒して乱れていた。





「ん…やぁ…っ!!」

「や、じゃない…だろ?素直に、なれ…っ」

「ん…っ…」





彼女の匂いが俺を追い込んでいく。

甘い、甘い。

中毒性の強い匂い。

止まらない。

癖になる。





「課、長…ッ…!!」





動きに比例するように。

彼女の爪が俺の背中に傷をつける。

限界が近いのか。

イヤイヤをするように、首を振るけれど。

俺への締めつけは緩まない。






「も…イケって…ッ…」

「だっ…て…ッ…」

「何度だって…イカせて、やる…ッ…」

「ん…やっ、あ…ッ…!!」





彼女の身体は大きく波を打ち。

当時に。

俺は食い千切られそうな感覚を覚えた。



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