甘々な彼とスイートピーを。





え、何言ってるの?




「冗談やめて、よ…」




私は、驚きを隠せずにいた。



そう、これはなんかのサプライズ。




「舞…信じられない気持ちは分かる。お父さん達も最初は嘘だと信じたかった。だけど、これは紛れもない事実なんだ。」



"紛れもない事実"




その言葉が私の心を壊そうとする。




お母さんは、嗚咽を漏らして泣いている。



「でも、でも…治るんだよね?」



< 169 / 225 >

この作品をシェア

pagetop