甘々な彼とスイートピーを。


浩哉が私を好き?



「う、そでしょ…」



「俺は、正直、舞は何も悪くないのに、舞と付き合ったらお母さんが悲しむと思っていたんだ。」



やっぱり…そうだったんだね……



「でも、弓弦と話してやっと自分の気持ちに素直になれた。俺は逃げてるだけだったんだ…」



弓弦……


ありがとう…



「勝手なことだと思ってる。だけど、俺はやっぱり舞が好き。」




舞が好き……



その言葉、前の私が聞いてたらきっと泣いて喜んでた。



大好きだよ。浩哉。


ううん、愛してる。



「ごめんなさい、私、浩哉とは付き合えない。」




これが私の今の気持ち。



好きだから、浩哉が好きだから言うの。




愛してるから、さようなら。





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