甘々な彼とスイートピーを。





「あんた、最近櫻井くんと仲良いみたいね。」




やっぱり浩哉のことか…


最近、浩哉と話すたびに女子からの視線が痛いことに薄々気付いていた。



でも、こんなんでへこたれたらダメ。




「……仲良くしちゃいけないんですか?」


思い切ってそう言うと





「私たちは仲良くしたくても、遠慮してるんだから!」





何それ?そんなの知らないし…





「…じゃあ、仲良くすればいいじゃないですか?」





私も半分怒り気味で言った。





「はあ?あんた生意気なんだけど?」





と言って、1人の女の子が手を思いっきり振り上げた。






ヤバイ!殴られる…





そう思い目を瞑った時…





「何してんだよ。」





< 42 / 225 >

この作品をシェア

pagetop