甘々な彼とスイートピーを。
それを聞いた途端に、涙が溢れでてきた。
私はただ自分が正しいことをしてるって思いたかっただけなんだ。
自分はお父さんとは違う。
何もしてない、許されたいってことを間接的に表現した偽善者だったんだ。
自分を守りたかっただけなんだ。
そう思うと涙が止まらなかった。
「っごめんね、佳織…ありがとう…っ、私、浩哉のこと好きになっていいのかな?」
「ごめん、私も舞が悪いみたいにいっちゃったね。逆なの。
舞は何もしてないでしょ?なのにそのことに縛り付けられるのはおかしいよ。
ちょっと言い方キツイけど舞が思い詰めることで救われる人はいないんだよ。だから舞は自分の気持ちに素直になって。」
ありがとう。佳織。
佳織がいなかったら私はいつまでも自分を追い詰めてた。