甘々な彼とスイートピーを。






_____そして、昼休み。





彼方は浩哉と話があるみたいでいなくて、私と佳織2人でお弁当を食べていた。





「ねぇ、舞…」





佳織は自分の首に手を置いて私を呼んだ。



佳織が首に手を置くのは、真剣な証拠、そして困っている合図。

昔から私に大切な相談をするときとかはその癖が出るんだ。



それを分かっているから、私も真剣になる。



「どうしたの?」





「私、さ……」





「うん…」





「彼方に告白しようと思うんだ。」







そっか、彼方に告白か。


だからそんな真剣に……って





「はいいい?」





「ちょ、舞落ち着いて!」





「いやいやいや、これが落ち着いてられると思いますか?え、彼方に告白ってつまり…」





それってつまり…その……





「うん。私、彼方の事が好きみたい。」





な、なんですとー!!!




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