LOVE DAYS〜俺様王子と天然姫〜
「晴瀬くん…。」
なんで…?
どうして…?
そんなことが頭をめぐる。
「ちょっとこい。」
そう言われて連れて来られたのは体育館裏。
「お前なんでさっきの授業サボった?」
「…。」
「しかも、泣いたんだろ?なんかあったのか?俺にでもはなして「やめてよっ‼︎」
いきなり遮った私にびっくりしていた。
「晴瀬くんやめてよ。彼女いるんでしょ?こういうのは彼女にしかしちゃダメなんだよ?もう、苦しいの。私に関わらないで‼︎」
そう言って逃げた。
もう遅い。
自分から突き放した。