LOVE DAYS〜俺様王子と天然姫〜






日曜日






「ごめん!待ったよね?」





少し遅れてしまった私は急いで謝る。





「大丈夫だよ。俺もさっき来たし。」






そう言って笑う笠山くんにつられて私も笑った。





「じゃ、行こ。」




そう言って手を差し出してくる。





私は思わず、首をかしげた。




「あ、ごめん。手つなぐの嫌だった?」





「あ、そうゆうこと。ううん。嫌じゃないよ。」




そう言って彼の手の上に自分の手を重ねた。






< 56 / 104 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop