【完】女優橘遥の憂鬱
衝撃・戦慄の真実
私は以前所属していたタレント事務所を訪ねていた。
街で偶然出会った親友に一度行ってみるように言われたからだった。
その人は大学の同期生で、私とはかなり歳が離れた大先輩だった。
その人がこの事務所を紹介してくれたから、私は大学まで行けたのだ。
「その人は業界トップクラスの巨根で、ビキニを剥ぎ取った後、バックからいきなり捩じ込まれたの。もう痛いなんてもんじゃなくて、思わず悲鳴を上げたけど止めてくれなかったの」
私の嫌味タラタラの告白を社長は無言で聞いていた。
「その後で三人の男性俳優に回されて、遣りたい放題……」
私は少しふてくされていた。
なんでこんな話しをしなければいけないのか解らなかったからだ。
「でも、それで終わりじゃなかったの。その後でカメラマンにも……」
私はあの新宿のスタジオを思い出していた。
椅子から下ろされた後でうつ伏せ状態で束縛させられたあのクーラーで冷やされた床を。
其処には俳優達が脱いだズボンが散乱していた。
「監督が言ったの。『えっ、そんなに締め付けたんか? そんだったら、一緒に遣らせてもらえば良かったな』って」
私はそっと社長の顔を見た。
社長は困惑しているようだった。
(当たり前だよね。アンタが監督に安全日なんか教えたからだよ。私が何をされるか解っていて……)
その時は全て社長のせいだと思っていたんだ。私のあれからの八年間も……
「その時はまだ椅子に束縛されたままで、『安全日か? あぁ、だったらもう一回遣って出してぇ。コイツマジで凄いんだ。俺、あのままイキたかったんだ』って最初に遣った男性が言ったら、『だったら、早く遣れ。此処を借りられるのは後一時間ちょいだ』って言われて……」
安全日を出してみた。その言葉を聞いて社長がどんな反応をするのかが知りたかったからだ。でも社長は無言だった。
だから私はやはりそれを教えたのはやはり社長だと確信した。
「監督がそう言ったかと思うと、私の体はアイツ等の脱ぎ散らかせたズボンの上でに四つん這いにさせられたの。椅子の時は、腰を押し付けられる度に足の付け根が痛くてね。だから楽にはなったけど……。つまり全員が下を履いてないってことだって気付いて……」
街で偶然出会った親友に一度行ってみるように言われたからだった。
その人は大学の同期生で、私とはかなり歳が離れた大先輩だった。
その人がこの事務所を紹介してくれたから、私は大学まで行けたのだ。
「その人は業界トップクラスの巨根で、ビキニを剥ぎ取った後、バックからいきなり捩じ込まれたの。もう痛いなんてもんじゃなくて、思わず悲鳴を上げたけど止めてくれなかったの」
私の嫌味タラタラの告白を社長は無言で聞いていた。
「その後で三人の男性俳優に回されて、遣りたい放題……」
私は少しふてくされていた。
なんでこんな話しをしなければいけないのか解らなかったからだ。
「でも、それで終わりじゃなかったの。その後でカメラマンにも……」
私はあの新宿のスタジオを思い出していた。
椅子から下ろされた後でうつ伏せ状態で束縛させられたあのクーラーで冷やされた床を。
其処には俳優達が脱いだズボンが散乱していた。
「監督が言ったの。『えっ、そんなに締め付けたんか? そんだったら、一緒に遣らせてもらえば良かったな』って」
私はそっと社長の顔を見た。
社長は困惑しているようだった。
(当たり前だよね。アンタが監督に安全日なんか教えたからだよ。私が何をされるか解っていて……)
その時は全て社長のせいだと思っていたんだ。私のあれからの八年間も……
「その時はまだ椅子に束縛されたままで、『安全日か? あぁ、だったらもう一回遣って出してぇ。コイツマジで凄いんだ。俺、あのままイキたかったんだ』って最初に遣った男性が言ったら、『だったら、早く遣れ。此処を借りられるのは後一時間ちょいだ』って言われて……」
安全日を出してみた。その言葉を聞いて社長がどんな反応をするのかが知りたかったからだ。でも社長は無言だった。
だから私はやはりそれを教えたのはやはり社長だと確信した。
「監督がそう言ったかと思うと、私の体はアイツ等の脱ぎ散らかせたズボンの上でに四つん這いにさせられたの。椅子の時は、腰を押し付けられる度に足の付け根が痛くてね。だから楽にはなったけど……。つまり全員が下を履いてないってことだって気付いて……」