ごめんね、ボクのカラダ

素敵な人

素敵な人

今も変らないこの場所は僕らの特別な場所だったね
ただわけもなく二人この場所で
海を眺める好きな時間
君への「さよなら」に 「なんで？」は答えられずに
ただ、君に、僕とは違う別の道 歩んでいって欲しかった

きっと きっと もう誰も 好きになる事はなくて
だって だって あの日から 時間は止まったまま

小さな顔のわりには大きな目も
涙流して閉じたまま
僕の首に回した細い腕が泣きながら震えてた
あの日、抱締めかえす事が出来たなら きっと今も隣りに君は
今も、君は、変らない笑顔のままで 僕の隣りにいたかな

きっと きっと もう誰も 好きになる事はなくて
だって だって あの日から 時間は止まったまま
君がいない２回目の夏に 「Happy Birthday」のメールは来ない
君がいない３回目の春に 「結婚したんだ」のメールが届いた

きっと きっと 君の事だから 幸せが待っている
だって だって 僕が愛した 誰よりも素敵な人
きっと きっと もう誰も 好きになる事はなくて

だって だって あの日から 時間は止まったまま
たった たった 一度の恋が 忘れられずに今も
ぎゅっと ぎゅっと 今も僕の胸を それが締め付ける
誰よりも素敵な人