無愛想な彼が私を見ない理由



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朝、いつも通り起きて、

髪をいつものように編み込んで、寝癖をなおした。


行きは叶波と行くから、ご飯を食べて家を出た。


『おはよー、葉月。

今日は平気ー??』


待ち合わせ場所にいた叶波は、私の方を見てニカッと笑った。


「今日は平気。立ち直ったから」


悩んでても無駄だからね!


私たちはそのまま歩いて学校へ向かった。


今日は晴れてて空がすごく青かった。









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