無愛想な彼が私を見ない理由
『佐倉くん、何か間違えましたか…?』
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『はーづきちゃん』
「あ、や、柳くん」
次の日の朝、席に着いた途端いきなり
柳くんが私の席に来た。
正直、すっごくびっくりした……っ。
「どうしたの??」
『ん?あぁ、なんか葉月ちゃんと話してみたくて』
そう言ってまた笑った。
私と話してみたいって……っ!
「そ、そうなんだ……?」
曖昧な返事を返すことしか出来ない。
柳くん、変わってるなぁ…。