キミの隣
そう言ったとき、優人の顔が少し赤くなった。
「っつ///そんなお願いしなくていいって!」
「そんなこと言ってるけど、顔は正直だね~。真っ赤だよ?ほんとはうれしいんじゃないの~?」
「なんだよ、俺の気持ちも知らないくせに…」
「ん?なにか言った?」
「ううん。なんでもない」
ボソッとなにか聞こえた気がしたんだけどなぁ。
「っま、いいや。それより教室行こ?」
「そうだな」
そして、私たちは1年3組の教室へと向かった。