姫☆組 (姫シリーズVol.1) 【完】
「なにかあったんだね」
「・・・・・・」
答えない俺に
「そっか・・ 何があったかは、潤也からじゃなくって、姫花本人から聞くことにする」とりんは笑った
お前のこういうスジの通ったとこ、尊敬してるんだぞ~ なんて一生口に出すことはねぇけどな
「潤、そろそろ仕事モードね」とりん
りんは、ONとOFFをきっちり分けてくる
仕事中に俺の事を「潤也」なんて絶対呼ばない
仕事中の俺は「JUN」 それをちゃんと嗅ぎ分けるりんはやっぱり凄い
でも、この勝気な性格が災いしてか、(姫花には負けるけど)完璧すぎな容姿にオスが怖気づくのか、りんに彼氏はいない
好きな人がいます!なんてキャラでもねぇ・・
もし、姫花と出会っていないければ、りんに惚れたんだろうか・・
なんて、考えていたら、撮影が始まった
りんを女と意識したからか、やけに俺が色っぽい写真が撮れた
でも、やっぱり、俺が女として隣にいて欲しいのは姫花であって欲しい
最初、姫花に近づいたのはただの興味本位だった
ノンフレームのメガネをかけた男がいつも姫花の近くに張り付いていた
そのうち、第一印象がやたら色気のある女だな~っていうりんが一緒にいるようになって、きがつくと、アイドルの龍馬と大吾もそこに加わっていた
その5人の中心で笑っているのが、芸能科なのに、芸能活動を全くしていない姫花だった
確かに、姫花の笑顔はかわいい、たまにみせるふとした表情がたまらなく色っぽい・・
でも、なんでコイツなのか・・大倉姫花って女を知りたいと思って、俺はコイツらとつるむようになったんだっけ・・
でも、今ならわかる。
姫花の笑顔がかわいいとか、たまにみせるふとした表情がたまらなく色っぽい・・なんていつも見ていたから気づいたって事
結局俺も姫花にとっくに心を持ってかれてたってこと
そんなことを考えながら、姫花の家に足を向けた
「・・・・・・」
答えない俺に
「そっか・・ 何があったかは、潤也からじゃなくって、姫花本人から聞くことにする」とりんは笑った
お前のこういうスジの通ったとこ、尊敬してるんだぞ~ なんて一生口に出すことはねぇけどな
「潤、そろそろ仕事モードね」とりん
りんは、ONとOFFをきっちり分けてくる
仕事中に俺の事を「潤也」なんて絶対呼ばない
仕事中の俺は「JUN」 それをちゃんと嗅ぎ分けるりんはやっぱり凄い
でも、この勝気な性格が災いしてか、(姫花には負けるけど)完璧すぎな容姿にオスが怖気づくのか、りんに彼氏はいない
好きな人がいます!なんてキャラでもねぇ・・
もし、姫花と出会っていないければ、りんに惚れたんだろうか・・
なんて、考えていたら、撮影が始まった
りんを女と意識したからか、やけに俺が色っぽい写真が撮れた
でも、やっぱり、俺が女として隣にいて欲しいのは姫花であって欲しい
最初、姫花に近づいたのはただの興味本位だった
ノンフレームのメガネをかけた男がいつも姫花の近くに張り付いていた
そのうち、第一印象がやたら色気のある女だな~っていうりんが一緒にいるようになって、きがつくと、アイドルの龍馬と大吾もそこに加わっていた
その5人の中心で笑っているのが、芸能科なのに、芸能活動を全くしていない姫花だった
確かに、姫花の笑顔はかわいい、たまにみせるふとした表情がたまらなく色っぽい・・
でも、なんでコイツなのか・・大倉姫花って女を知りたいと思って、俺はコイツらとつるむようになったんだっけ・・
でも、今ならわかる。
姫花の笑顔がかわいいとか、たまにみせるふとした表情がたまらなく色っぽい・・なんていつも見ていたから気づいたって事
結局俺も姫花にとっくに心を持ってかれてたってこと
そんなことを考えながら、姫花の家に足を向けた