姫☆組 (姫シリーズVol.1) 【完】
幼なじみだけあって、一緒に仕事をしてたって・・

そんな小さい頃から姫花を知ってる賢次が羨ましい・・

俺は、ドアの前に突っかかっていたのが何かなんて気にもせずに、端から順に写真を見て歩いた

全ての写真を見終わり、部屋を出ようとドアに手をかけたとき視界に入ってきたもの・・

エッ!! 足?

は? ホンモノ!?

慌てて近寄る・・っていうか怖いんですけど・・

と、恐る恐るドアを閉めた。

視界に移るのは、探していた姫花だった

姫花がドアの前に倒れていたんだ。

ドアを無理に押して入ったから、姫花はそのままドアと壁の間に押されて俺の視界に入らなかったんだ

「おい!! 姫!!!」必死に叫ぶが姫花の意識はない

っていうか、ものすごく顔色が悪い・・

救急車!! 携帯!! って、ここ地下じゃん!! 電波ねぇ!!!

頭を打ってるかもしれねぇから、姫花を動かせねぇ・・

って俺無理に動かしたんじゃんか!!!

確実にテンパりながら、なんとか救急車を呼んだ

何が一体、どうなって、こうなったんだ!?



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