姫☆組 (姫シリーズVol.1) 【完】
隣にいるのは・・at AQUA
「ジェイソン、久しぶり~」
と姫花と日向は正面からAQUAに入っていった
「姫、ひさしぶりだね。 あっ、日向くんとふたりなんで珍しいね」
とジェイソンは姫花の後ろをガードするように歩く日向に視線を移した
「覚えてくれてたんですか?まだ、2,3回目くらいしか来たことないのに」
と自分の名前がスラッと出たことに驚く日向
「姫とガクの大切な友達だからね! 1回でインプットされたよ!」
「ジェイソン、これなんだけど、料理出来る?」
と姫花に促された日向はカウンターに持ってきた発砲スチロールの箱を置き、蓋を開けた
「凄いね! どうしたの!?」
「ふたりで夕食にしようと買って来たんだけど、家に着いたら捌けない事に気がついてね・・」と苦笑いの日向
「で、ここならおいしく出してくれるかなって思って、持ってきたの」と姫花
「了解! アリのトコに持っていくから、何か飲んで待っててよ」とジェイソンは発砲スチロールの箱を持った
「ありがとう! たのしみにしてる! 日向先輩、行こう?」と姫花は日向の手を取った
「あぁ、ジェイソン、じゃあよろしく」
と日向は姫花に引っ張られる形でエレベーターの中に消えていった
そのふたりの後姿を見て、ジェイソンは驚いていた
なぜなら、手を引く姫花も引かれて行く日向もごく自然で、まるで・・恋人同士のように見えたし、日向の『ふたりで夕食にしようと買って来たんだけど、家に着いたら捌けない事に気がついてね・・』というセリフも当たり前の様だったから・・・
と姫花と日向は正面からAQUAに入っていった
「姫、ひさしぶりだね。 あっ、日向くんとふたりなんで珍しいね」
とジェイソンは姫花の後ろをガードするように歩く日向に視線を移した
「覚えてくれてたんですか?まだ、2,3回目くらいしか来たことないのに」
と自分の名前がスラッと出たことに驚く日向
「姫とガクの大切な友達だからね! 1回でインプットされたよ!」
「ジェイソン、これなんだけど、料理出来る?」
と姫花に促された日向はカウンターに持ってきた発砲スチロールの箱を置き、蓋を開けた
「凄いね! どうしたの!?」
「ふたりで夕食にしようと買って来たんだけど、家に着いたら捌けない事に気がついてね・・」と苦笑いの日向
「で、ここならおいしく出してくれるかなって思って、持ってきたの」と姫花
「了解! アリのトコに持っていくから、何か飲んで待っててよ」とジェイソンは発砲スチロールの箱を持った
「ありがとう! たのしみにしてる! 日向先輩、行こう?」と姫花は日向の手を取った
「あぁ、ジェイソン、じゃあよろしく」
と日向は姫花に引っ張られる形でエレベーターの中に消えていった
そのふたりの後姿を見て、ジェイソンは驚いていた
なぜなら、手を引く姫花も引かれて行く日向もごく自然で、まるで・・恋人同士のように見えたし、日向の『ふたりで夕食にしようと買って来たんだけど、家に着いたら捌けない事に気がついてね・・』というセリフも当たり前の様だったから・・・