姫☆組 (姫シリーズVol.1) 【完】
「え? 姫ちゃん、今更何言ってるんですか?」と驚くのは咲
「今更って? 何も聞いてないよ?」と姫花
「だって、最初に採寸したじゃないですか! 衣装を姫ちゃんのサイズに合わせて、作ってあるんですよ!」と慌てる咲
「採寸? 確かにしたけど、アレは、客寄せの時に着る浴衣のでしょ?」
「姫ちゃん・・浴衣の採寸でウエストやバストに肩幅までしますか? 」
と咲に言われ、そういえば・・必要ないかも・・と思い直す姫花
「え? じゃあ・・私も出るの?」
「ねぇ・・姫・・今年のミスのあんたが、学園祭のクラスの出し物に担ぎ出されない訳ないでしょ?」と先ほどまでのふたりの会話を聞いていたりんが口を挟んだ
「俺だって、姫の晴れ姿楽しみにしてるよ」と日向
「晴れ姿って・・ヒナ・・七五三じゃなんだけど?」と姫花
「アハハッ!! 七五三!? そりゃウケルわ!!」と大爆笑のガク
「ガクさん! 七五三であんな衣装着たらマズイですって!!」と咲
「え? あんな衣装って!?」咲の発言にみんないっせいに咲を見た
「え!!・・・・」美形軍団に一斉に見つめられ、思わず一歩後退する咲
「咲ちゃん!! あんな衣装ってどういう事!!!」その中で姫花が一番必死だった
「いや・・すっごいステキなんですよ? ただ、姫ちゃんにしか着れないというか・・」と口ごもる咲
「私しか着れないの?なんで?どうして?」
「姫と一緒の奇跡のスリーサイズの女なんて、いないって事♪」と日向が微笑んだ
「奇跡のスリーサイズって・・・」と日向のセリフを復唱する姫花
「な~んだ! そんな事!」と笑う龍馬
「咲~ そりゃ姫に合わせて作ったんだから、姫花にしか着れねぇだろ?」
とさっきから焦りっぱなしの愛しい彼女を後ろから抱きしめた大吾
「だっ!大吾くん! 皆さんが見てますって!! 」とさらに慌てる咲
「平気だって~」とご機嫌な大吾
「それに・・サイズだけの話じゃないんですって・・・」
と言った咲の言葉は、ご機嫌な大吾によって誰の耳にも届かなかった
「今更って? 何も聞いてないよ?」と姫花
「だって、最初に採寸したじゃないですか! 衣装を姫ちゃんのサイズに合わせて、作ってあるんですよ!」と慌てる咲
「採寸? 確かにしたけど、アレは、客寄せの時に着る浴衣のでしょ?」
「姫ちゃん・・浴衣の採寸でウエストやバストに肩幅までしますか? 」
と咲に言われ、そういえば・・必要ないかも・・と思い直す姫花
「え? じゃあ・・私も出るの?」
「ねぇ・・姫・・今年のミスのあんたが、学園祭のクラスの出し物に担ぎ出されない訳ないでしょ?」と先ほどまでのふたりの会話を聞いていたりんが口を挟んだ
「俺だって、姫の晴れ姿楽しみにしてるよ」と日向
「晴れ姿って・・ヒナ・・七五三じゃなんだけど?」と姫花
「アハハッ!! 七五三!? そりゃウケルわ!!」と大爆笑のガク
「ガクさん! 七五三であんな衣装着たらマズイですって!!」と咲
「え? あんな衣装って!?」咲の発言にみんないっせいに咲を見た
「え!!・・・・」美形軍団に一斉に見つめられ、思わず一歩後退する咲
「咲ちゃん!! あんな衣装ってどういう事!!!」その中で姫花が一番必死だった
「いや・・すっごいステキなんですよ? ただ、姫ちゃんにしか着れないというか・・」と口ごもる咲
「私しか着れないの?なんで?どうして?」
「姫と一緒の奇跡のスリーサイズの女なんて、いないって事♪」と日向が微笑んだ
「奇跡のスリーサイズって・・・」と日向のセリフを復唱する姫花
「な~んだ! そんな事!」と笑う龍馬
「咲~ そりゃ姫に合わせて作ったんだから、姫花にしか着れねぇだろ?」
とさっきから焦りっぱなしの愛しい彼女を後ろから抱きしめた大吾
「だっ!大吾くん! 皆さんが見てますって!! 」とさらに慌てる咲
「平気だって~」とご機嫌な大吾
「それに・・サイズだけの話じゃないんですって・・・」
と言った咲の言葉は、ご機嫌な大吾によって誰の耳にも届かなかった