姫☆組 (姫シリーズVol.1) 【完】
なんて、私の気持ちは届いておらず、ここ数日のお昼休みは毎日コレ・・・
「「「「きゃー」」」」」
「「「「「「超かっこい~!!」」」」」」
「今日は、大吾さんと龍馬さんよ~♪」
この時間になると、廊下がありえないくらい騒がしくなる
振り返ると、教室の扉のところに龍馬と大吾が立って、教室をキョロキョロ見渡している
来たよ・今日もまた・・・姫花が、ベランダから顔を出すと
「あー姫花!! いた!!」と大吾が走ってきた
「また来たの?」
「そんな冷たいこと言うなよ!」と龍馬もやってきた
「毎日、こんな騒ぎしておいて?」と姫花は廊下から食い入るようにみている生徒に目をやった
「そう言われても・・まっ、こっからでればなんとかなんじゃねぇ?」とあっけらかんという龍馬
「そもそも、なんで毎日あんた達がこっちの校舎に来るわけ?」
「え?姫に会いに?」と大吾
「あんたらが来ると騒ぎになるからさ~」
「いいじゃん! メシまだなんだろ? 学食行こうぜ?」
と龍馬は姫花の腕を掴み歩き出す
ったく、入学式のあとの潤也といい、なんでわざわざ来るんだろうか・・・
「ねぇ、龍馬・・腕はなしてよ! 周りからの視線が痛いから!」
姫花の腕をひっぱり、ズンズン歩く龍馬、その龍馬に引っ張られながらふてくされて歩く姫花、その後ろを何事もないように歩く大吾
そんな三人を大騒ぎで見ている生徒達・・・
「視線? そんなの気のせいだ!」
「は?気のせい?私は一般人なの!」
「今はね!」と後ろを振り返り、口角をあげる龍馬
「何?その怪しい笑みは!!!」
「まぁまぁ・・・ほら!もう着いたから!」と大吾はさっさと食堂へ入っていった
「「「「きゃー」」」」」
「「「「「「超かっこい~!!」」」」」」
「今日は、大吾さんと龍馬さんよ~♪」
この時間になると、廊下がありえないくらい騒がしくなる
振り返ると、教室の扉のところに龍馬と大吾が立って、教室をキョロキョロ見渡している
来たよ・今日もまた・・・姫花が、ベランダから顔を出すと
「あー姫花!! いた!!」と大吾が走ってきた
「また来たの?」
「そんな冷たいこと言うなよ!」と龍馬もやってきた
「毎日、こんな騒ぎしておいて?」と姫花は廊下から食い入るようにみている生徒に目をやった
「そう言われても・・まっ、こっからでればなんとかなんじゃねぇ?」とあっけらかんという龍馬
「そもそも、なんで毎日あんた達がこっちの校舎に来るわけ?」
「え?姫に会いに?」と大吾
「あんたらが来ると騒ぎになるからさ~」
「いいじゃん! メシまだなんだろ? 学食行こうぜ?」
と龍馬は姫花の腕を掴み歩き出す
ったく、入学式のあとの潤也といい、なんでわざわざ来るんだろうか・・・
「ねぇ、龍馬・・腕はなしてよ! 周りからの視線が痛いから!」
姫花の腕をひっぱり、ズンズン歩く龍馬、その龍馬に引っ張られながらふてくされて歩く姫花、その後ろを何事もないように歩く大吾
そんな三人を大騒ぎで見ている生徒達・・・
「視線? そんなの気のせいだ!」
「は?気のせい?私は一般人なの!」
「今はね!」と後ろを振り返り、口角をあげる龍馬
「何?その怪しい笑みは!!!」
「まぁまぁ・・・ほら!もう着いたから!」と大吾はさっさと食堂へ入っていった