姫☆組 (姫シリーズVol.1) 【完】
そう・・私は【大倉姫花の友達・・として受け入れられてたんだ】
その証拠に、AQUAに行ったときも、前の様に、地下へ行こうとエレベーターに向かったら、どこからか現れたボーイに止められたんだ・・
でも、引き下がらない私に、ボーイも呆れて、暗証番号を押すのを許してくれた・・
でも、ついこの前まで有効だった暗証番号も変わってた・・
諦めて、そのまま店内に戻って、カウンター席に座ったんだ
そして、いつも姫花が頼んでいた【レッド・アイ】を注文した
以前、このカウンターで姫花と飲んだ時とは、違うバーテンが作ってくれたレッドアイは前より、味が落ちた気がした・・
「あの・・レシピ変わりました?」
思わずそのバーテンに聞いちゃったんだ
「いいえ・・シンプルなカクテルなんで・・」
「そうですか・・ 以前、ここの地下でいただいたものと少し味が違うように思ったんで・・」
「地下って、ここの地下ですか? あ~ じゃあそれは【姫花さんレシピ】じゃないですか?」
バーテンの言葉に思わず顔を上げた
「姫花さんだけの為のレシピです あのレッドアイは、ビールもトマトジュースもここのとは違うんです ビールはジェイソンさん自らドイツで探して、空輸してもらっているものですし、トマトジュースも、700ml、一瓶で7000円もしちゃうんですよ! そんな時間も金もかけたレッドアイ・・コッチで出しでも、誰もオーダーしませんよ」とそのバーテンは笑った
「ちなみに・・そのレッドアイに値段をつけたら?」
「う~ん・・ ここの場所代も含めて、4~5千円でしょうか?」
たしかに・・レッドアイ1杯にそんなに出せない・・
その証拠に、AQUAに行ったときも、前の様に、地下へ行こうとエレベーターに向かったら、どこからか現れたボーイに止められたんだ・・
でも、引き下がらない私に、ボーイも呆れて、暗証番号を押すのを許してくれた・・
でも、ついこの前まで有効だった暗証番号も変わってた・・
諦めて、そのまま店内に戻って、カウンター席に座ったんだ
そして、いつも姫花が頼んでいた【レッド・アイ】を注文した
以前、このカウンターで姫花と飲んだ時とは、違うバーテンが作ってくれたレッドアイは前より、味が落ちた気がした・・
「あの・・レシピ変わりました?」
思わずそのバーテンに聞いちゃったんだ
「いいえ・・シンプルなカクテルなんで・・」
「そうですか・・ 以前、ここの地下でいただいたものと少し味が違うように思ったんで・・」
「地下って、ここの地下ですか? あ~ じゃあそれは【姫花さんレシピ】じゃないですか?」
バーテンの言葉に思わず顔を上げた
「姫花さんだけの為のレシピです あのレッドアイは、ビールもトマトジュースもここのとは違うんです ビールはジェイソンさん自らドイツで探して、空輸してもらっているものですし、トマトジュースも、700ml、一瓶で7000円もしちゃうんですよ! そんな時間も金もかけたレッドアイ・・コッチで出しでも、誰もオーダーしませんよ」とそのバーテンは笑った
「ちなみに・・そのレッドアイに値段をつけたら?」
「う~ん・・ ここの場所代も含めて、4~5千円でしょうか?」
たしかに・・レッドアイ1杯にそんなに出せない・・