姫☆組 (姫シリーズVol.1) 【完】
芸能科に入って、一番最初の仕事は、ファッションセンター「プチ☆プライス」とかいう安売り衣料店の広告モデルだった
最初はこんなもんかなって思ったけど・・あの初仕事から3ヶ月ちょっと・・あれ以上の仕事がこない・・
商店街のイベントの手作り舞台の上で、町内会長というおじさんの隣でニコニコしている・・とか
ドラマの撮影・・って言われて気合を入れて向かった先で待っていたのはエキストラの一人として、大勢で横断歩道を渡るだけだった・・
ボーっとそんな事を思っていると周囲が騒がしくなった
入り口を見ると、ステキな男性にエスコートされて満面の笑みの姫花ちゃんがお店に入ってきた所だった
カウンターの端っこにいた私に気がつかず、さっきまでいなかったジェイソンがカウンターの中にいて、姫花ちゃんとその男性と談笑している
しばらくして、二人はエレベーターで地下に降りていったんだ
ボーっとその様子をみていると、カウンターにいたジェイソンが目の前に立っていたんだ
「姫ちゃんのお友達なんだって?」
姫花ちゃんと遊んでいた頃は、ジェイソンとも結構親しく話したのに・・
アミは思わず自分の下唇をかみ締めた
「嘘・・アミちゃんだよね?」
思わず顔を上げた
「姫にした事・・許さないよ・・」
あぁ・・この人もか・・
って当たり前なのか・・
最初はこんなもんかなって思ったけど・・あの初仕事から3ヶ月ちょっと・・あれ以上の仕事がこない・・
商店街のイベントの手作り舞台の上で、町内会長というおじさんの隣でニコニコしている・・とか
ドラマの撮影・・って言われて気合を入れて向かった先で待っていたのはエキストラの一人として、大勢で横断歩道を渡るだけだった・・
ボーっとそんな事を思っていると周囲が騒がしくなった
入り口を見ると、ステキな男性にエスコートされて満面の笑みの姫花ちゃんがお店に入ってきた所だった
カウンターの端っこにいた私に気がつかず、さっきまでいなかったジェイソンがカウンターの中にいて、姫花ちゃんとその男性と談笑している
しばらくして、二人はエレベーターで地下に降りていったんだ
ボーっとその様子をみていると、カウンターにいたジェイソンが目の前に立っていたんだ
「姫ちゃんのお友達なんだって?」
姫花ちゃんと遊んでいた頃は、ジェイソンとも結構親しく話したのに・・
アミは思わず自分の下唇をかみ締めた
「嘘・・アミちゃんだよね?」
思わず顔を上げた
「姫にした事・・許さないよ・・」
あぁ・・この人もか・・
って当たり前なのか・・