姫☆組 (姫シリーズVol.1) 【完】
「あそこで何かやってるんすか?」と潤也
「特別なことはしてねぇな・・ 女三人がメシ食ってるだけ」とガク
その言葉を聞き終わらないうちにその人だかりに向かっていく大吾
そう、みんなが一緒にいて話しかけられないのは、女の子に限ったことじゃない・・
男の子だって同じ・・
姫花と咲は移動教室のときもいつもやっちゃんや香ちゃんに囲まれていて、クラス中に守られる感じだったし、りんに関しては芸能科だし、滅多にお目にかかれない存在だった
そんな三人の周りに護衛?の潤也達ややっちゃん達がいないなんて、初めてのことだったから、そんな好機を逃す手はない
せっかく三人で・・とランチを囲んでいた姫花達も最初は、しっかり対応していたものの、後から、後から、割り込むように群がる男の子達に、ウンザリしていた所だった
「僕ちゃん達? 何してんの?」
騒がしい周囲に向かって落とされる魔王の声・・
もとい大吾君参上・・
ガクにハイエナ呼ばわりされた集団が振り返ると、般若の形相の大吾が立っていた
その姿からはいつもの”アイドル大吾”の姿は想像すら出来ない
そして、その後ろにはこちらにゆっくり近づいてくる潤也達3人の姿とその後ろでわらっているガクが見えた
ハイエナたちは、ソレを見たとたん、一目散に解散していった
「咲~ なんにもされなかった?」とハイエナが去り、愛しい咲を見つけて抱きつく大吾
「だっ!大吾君!! 大丈夫だよ!!」と急に飛び掛ってきた大吾に真っ赤になる咲
「さんきゅ~ね いいかげんウンザリだったんだ~」とテーブルに顔をうずめるりん
「何がウンザリだよ! お前がいながら!! 咲ちゃんがかわいそうだろ!!」とりんに怒鳴る大吾
「特別なことはしてねぇな・・ 女三人がメシ食ってるだけ」とガク
その言葉を聞き終わらないうちにその人だかりに向かっていく大吾
そう、みんなが一緒にいて話しかけられないのは、女の子に限ったことじゃない・・
男の子だって同じ・・
姫花と咲は移動教室のときもいつもやっちゃんや香ちゃんに囲まれていて、クラス中に守られる感じだったし、りんに関しては芸能科だし、滅多にお目にかかれない存在だった
そんな三人の周りに護衛?の潤也達ややっちゃん達がいないなんて、初めてのことだったから、そんな好機を逃す手はない
せっかく三人で・・とランチを囲んでいた姫花達も最初は、しっかり対応していたものの、後から、後から、割り込むように群がる男の子達に、ウンザリしていた所だった
「僕ちゃん達? 何してんの?」
騒がしい周囲に向かって落とされる魔王の声・・
もとい大吾君参上・・
ガクにハイエナ呼ばわりされた集団が振り返ると、般若の形相の大吾が立っていた
その姿からはいつもの”アイドル大吾”の姿は想像すら出来ない
そして、その後ろにはこちらにゆっくり近づいてくる潤也達3人の姿とその後ろでわらっているガクが見えた
ハイエナたちは、ソレを見たとたん、一目散に解散していった
「咲~ なんにもされなかった?」とハイエナが去り、愛しい咲を見つけて抱きつく大吾
「だっ!大吾君!! 大丈夫だよ!!」と急に飛び掛ってきた大吾に真っ赤になる咲
「さんきゅ~ね いいかげんウンザリだったんだ~」とテーブルに顔をうずめるりん
「何がウンザリだよ! お前がいながら!! 咲ちゃんがかわいそうだろ!!」とりんに怒鳴る大吾