姫☆組 (姫シリーズVol.1) 【完】
「ヒナもすごいのね・・」
車の後部座席一杯の贈り物を振り返って見る姫花
「日本は異常だね・・ こんなに沢山もらったのは初めてだよ?」
「でも、どうするの? こんなに沢山・・・」
「それなら、もう手は打ってあるよ ちょっと寄り道して行くけどいい?」
日向の言葉に頷き、姫花は窓の外の景色に視線を移した
しばらく走り、車は停止した
「ここ?」
見たことのない場所に、驚く姫花
「そう・・ 俺が昔いた修道院・・ガキすぎて、あんま覚えてねぇんだけど・・」
といいながらも無意識に日向の足は進んでいく
しばらく行くと、シスターが近寄ってきた
「日向!!!」
彼女はそう叫ぶと、日向を抱きしめた・・
彼女は、日向の幼い頃をよく、覚えていた・・
日曜の礼拝によく訪れていた老夫婦に気に入られ、彼らの養子として、引き取られていったのだ
「こんにちは・・ あの・・お電話でお願いした件で・・」
ここでの記憶がそんなにない日向は遠慮がちに話を切り出した
「伺っております ここにでは、子供達にあまり贅沢はさせてあげられないので、とても感謝しております」
「いえ・・・こちらこそ・・」と日向は抱えていたダンボールを差し出した
「まぁ・・こんなに沢山!!」
「いや・・まだ車に2,3箱積んであるんで・・」と言いにくそうな日向
「そんなにあるんですか!? 日向はモテるんですね・・それにこんなにステキなお嬢さんまで引き連れて」とシスターは姫花を見て微笑んだ
「い・・いえ」と姫花は恥ずかしくなり俯いた
それから、シスターのお茶の誘いを丁寧に断り、車のダンボールを全て降ろして、二人は修道院を後にした
車の後部座席一杯の贈り物を振り返って見る姫花
「日本は異常だね・・ こんなに沢山もらったのは初めてだよ?」
「でも、どうするの? こんなに沢山・・・」
「それなら、もう手は打ってあるよ ちょっと寄り道して行くけどいい?」
日向の言葉に頷き、姫花は窓の外の景色に視線を移した
しばらく走り、車は停止した
「ここ?」
見たことのない場所に、驚く姫花
「そう・・ 俺が昔いた修道院・・ガキすぎて、あんま覚えてねぇんだけど・・」
といいながらも無意識に日向の足は進んでいく
しばらく行くと、シスターが近寄ってきた
「日向!!!」
彼女はそう叫ぶと、日向を抱きしめた・・
彼女は、日向の幼い頃をよく、覚えていた・・
日曜の礼拝によく訪れていた老夫婦に気に入られ、彼らの養子として、引き取られていったのだ
「こんにちは・・ あの・・お電話でお願いした件で・・」
ここでの記憶がそんなにない日向は遠慮がちに話を切り出した
「伺っております ここにでは、子供達にあまり贅沢はさせてあげられないので、とても感謝しております」
「いえ・・・こちらこそ・・」と日向は抱えていたダンボールを差し出した
「まぁ・・こんなに沢山!!」
「いや・・まだ車に2,3箱積んであるんで・・」と言いにくそうな日向
「そんなにあるんですか!? 日向はモテるんですね・・それにこんなにステキなお嬢さんまで引き連れて」とシスターは姫花を見て微笑んだ
「い・・いえ」と姫花は恥ずかしくなり俯いた
それから、シスターのお茶の誘いを丁寧に断り、車のダンボールを全て降ろして、二人は修道院を後にした