姫☆組 (姫シリーズVol.1) 【完】
自分の歩むべき道を否定してきた

出来る限りの抵抗…

裂けること事しか考えていなかった

卒業したら、大学に進んで経営を学び、趣味のネイルを本格的に習得し、自分のサロンが持てたら良いなって考えていたのだ

何も言わない姫花に

「大倉さんなりの考えがあるのはわかるわ。 ゆっくり考えてって言いたい所だけど、写真集が発売されるのは決定事項だから、申し訳ないけど…」

と理事長は姫花を見た

みんなも心配そうに姫花を見守っている

「私のわがままで普通科に通っていたんです。 それにこのメンバーで最後のお仕事なんて、夏休みに中学校をまわって、学校説明会を頑張ったご褒美だと思うし、とにかく頑張ります」と姫花は理事長に笑みを向けた

理事長はそんな姫花を見て、一瞬驚いた様だったがすぐに微笑み返し、

「それでは、早速このまま撮影に入りましょうか」と席を立った

どうやら、このカフェテリアのショットから撮るらしかった
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