姫☆組 (姫シリーズVol.1) 【完】
潤也の計算間違い
そして、私は今理事長に呼ばれ、理事長室にいる
「あなたが、大倉 姫花さん?」
「あっ、ハイ! そうです」
「コレ、知ってる?」と理事長は数日前に見たあのミス・エリザベスの紙を見せた
「アッ、コレ・・・」
「見たことがあるなら、話しが早いわ。 今年のミスは大倉さんよね?
今年1年間、我が校の広報活動の一つとして、イメージガールになってもらうって事なの。
これは、御存知のとおり、校則で決まっていることだから。」とサラッという理事長
「・・・・・・・」姫花は、相槌さえ打てず、事態が飲み込めぬまま、さらに話は続く
「来年用のパンフレットに、CM、ポスター、生徒獲得の為に中学校に講演会にも行ってもらうわ。 去年までは、ひとりだったけど、今年はヤル気のある1年生の上玉も入ったから、初仕事は、二人で出てもらうわ」
「じょ・・上玉って・・・」と絶句
「あなたのマネージメントはこちらで用意させていただくから。 あと、学校の単位の事は気にしなくていいわ。この仕事そのものを単位として認めることになってるの。コレも校則で決まってることだから、気にしていないとは思うけど・・・それじゃあコレ」と紙を手渡された
「今日はもう帰ってもいいわ。明日、10時にこちらに来て頂戴。質問はあるかしら?」
「・・・・・・・」
「ないなら、もういいわよ」
一気にまくし立てられ、理事長の言葉を理解できぬまま帰り支度を済ませ、気がついたらひとり、理事長室の前の廊下にたたずんでいた
一体・・・何がどうなってるんだろう・・・
「あなたが、大倉 姫花さん?」
「あっ、ハイ! そうです」
「コレ、知ってる?」と理事長は数日前に見たあのミス・エリザベスの紙を見せた
「アッ、コレ・・・」
「見たことがあるなら、話しが早いわ。 今年のミスは大倉さんよね?
今年1年間、我が校の広報活動の一つとして、イメージガールになってもらうって事なの。
これは、御存知のとおり、校則で決まっていることだから。」とサラッという理事長
「・・・・・・・」姫花は、相槌さえ打てず、事態が飲み込めぬまま、さらに話は続く
「来年用のパンフレットに、CM、ポスター、生徒獲得の為に中学校に講演会にも行ってもらうわ。 去年までは、ひとりだったけど、今年はヤル気のある1年生の上玉も入ったから、初仕事は、二人で出てもらうわ」
「じょ・・上玉って・・・」と絶句
「あなたのマネージメントはこちらで用意させていただくから。 あと、学校の単位の事は気にしなくていいわ。この仕事そのものを単位として認めることになってるの。コレも校則で決まってることだから、気にしていないとは思うけど・・・それじゃあコレ」と紙を手渡された
「今日はもう帰ってもいいわ。明日、10時にこちらに来て頂戴。質問はあるかしら?」
「・・・・・・・」
「ないなら、もういいわよ」
一気にまくし立てられ、理事長の言葉を理解できぬまま帰り支度を済ませ、気がついたらひとり、理事長室の前の廊下にたたずんでいた
一体・・・何がどうなってるんだろう・・・